遂に書き上がった後編! しかしエピローグ追加、というか
後編と呼ぶには長くなり過ぎたので、苦肉の策としてこうなっていたりしますが(汗)。
例によって例の如く、殆どイメージ優先で書いたので、実際のものとは多少、というかかなり異なっていますので、ご了承ください。
・冒頭、ヴァルトシュヴァインとノワール
ヴァルトシュヴァインとの戦いで終わらせるという案もあったんですが、
彼の雇い主をどうするかという事と、ヴァルトシュヴァインというキャラがもの凄く気に入ってしまい(実はこっちが重要)、
彼の過去のエピソードを考えつつ、ノワールという大ボスを生み出すに至りました。
樹海の奥という舞台はかなり思い付きでしたが、どうでしょうかね。やっぱり不都合だらけですか(汗)。
・ウィングアークにて
今回の話を書くにあたり、あまり登場人物を増やさないようにしよう、という考えが頭にありました。
合作や合同企画など(手近な例を挙げれば、オリジナルブレイブサーガなど)は、
登場人物が増えるあまり収拾がつかなくなってしまう場合もあるだろうということでの考えでしたが、
結局登場人物を減らしたところで随分と物語が広がってしまったので、これはこれで正解だろうと思っています。
しかし、正ヒロインであるはずのつかさが出てこないのは、やはりまずいでしょうか……(滝汗)。
・居間でのインターミッション
ここではそれぞれの作品の時間枠がわかると思います。
キャリバーは16話と17話の間、ヴォルライガーは2話と3話の間となっています。
多少無理があるのは承知の上ですが、そこはパラレルワールドということで。
ここでの会話では、イメージではありますが、言葉の一つ一つにそれぞれの性格を反映することを意識して構成しました。
上手く伝わることを願うばかりです。
ヴォルネスがオチ、というのは珍しいでしょうか(笑)。
・その夜
せっかくの合作、ヒーローとヒロインの組み合わせも変えてみよう!
という挑戦心から構成したエピソードです。
それぞれのキャラが上手く表現できた、と言えなくもない(ちょっと自信がない)ところです。
ちなみにピンクでウサギ柄のパジャマはほんとに思い付きです。他に何とも言えません。
・ヴァルトス、ノワールの対峙
ヴァルトスが依頼を受けた理由が明らかに。これは依頼というか、脅迫に近いですね。そしてフォローなし(爆)。
ハルカ=シュヴァインは、大体予想がつくことと思いますが、ヴァルトの妹に当たります。
しかしその関係はかなり複雑になっています。
多分そのエピソードを盛り込むだけで、この特別編は三部構成になっていたことでしょう(汗)。
・分析かおるちゃん(笑)
普通の女子中生の筈が、随分と天才少女になってますね。まぁ、勇者機兵隊の機兵をいじる時点で普通ではありません。
ちなみにかおるがプログラム系に弱いのは、どの勇者ロボットを見ても駆動系に関するプログラムが画面に現れないから、ということらしいです。
そして志狼君。勇者機兵隊の機兵乗りは一部を除いて皆、君の苦労をわかっていますよ(笑)。
・戦闘開始、ヴォルネス対ヴァルトス
悩みながら戦う。未熟者だ、半人前だと言われようと、目の前に立ちふさがる壁を乗り越えるために。より強き領域を目指す心こそが、彼の本当の力ではないでしょうか。
・死を司るもの、ノワール
実際にそんな遺産兵器があるかどうかは不明ですが、なんとなくそれっぽい感じで。目的は違えど、カオスガーデンのような存在になるかもしれません。
・決着
戦いのプロと素人の激突。諦めない心が勝利を呼ぶ。まさしく勇者らしい展開ですが、空中戦闘のために必殺技が使えなかったのが少々残念ですね。
・キャリバー対ノワール
ディストーションフィールド、もしくは湾曲フィールドですね。
ノワールのイメージはヴァルシオンなのです。周囲の空間を湾曲させているため、
攻撃と防御を同時に行えない。その隙を突いたヴォルネスの蹴りが炸裂!
ちなみにディバイディングドライバーはありません(爆)。
・ライガード召喚、反撃開始
このシーンは、長いのです。
ライガード召喚シーンはイメージ優先で。
やたらと説明口調の多いシーンですが、まぁ短編ものの宿命ということで。
ノワールは、他の敵役と違い、自己再生とかは一切しません。不要なパーツを切り離し、
次元格納庫に納められた予備のパーツと取り替えるだけです。
スーパーロボット好きの割に、割とリアル(かどうかは微妙)な設定。
グランブレード。ブラックシャイニングフィンガーソードでも、しろがねの牙でもありません。驚愕の割に、意外とインパクトはなかったかな……
反旗を翻し、ノワールに対峙するヴァルトス。しかし機体の不調もあり、あっさりと敗北。
そんな彼を庇う志狼。こういうシーンは、やはり勇者としては外せないでしょう。
そして敢えて轟雷斬でなく、得意技である御雷落とし(漢字変換しても出なかったので当て字)でとどめ。その後の展開から、やはり奥義三連発はきついでしょう。
なんとなく甘えるようなライガードの仕草。せっかくのサポートメカですし。
・雷獣合体!
これもイメージ優先。CGを見直したりもしましたが、それを踏まえても文章で表現できる程度に、おそらく変わっているものと思われます。
とどめの為だけに合体するのも、勇者シリーズならではです(笑)。
・炸裂! コンビネーションクロス
何とかキメ台詞まで入れることができました。まだ陸丸君との合流が済んでいないので、あの台詞は出せませんでしたが。
かおるは相変わらず、技の名前にこだわります(笑)。
・そして帰還へ
別名、志狼君困惑シーン。あんな単語を並べられたら、きっとそうなってしまうと思われます。
そして前半冒頭シーンへ。ここまで引っ張っておいて、この展開です。これ以上は、私からは何とも(汗)。
ヴァルトシュヴァインは、これでもかというぐらいに格好をつけて退場。予備の眼鏡はご愛嬌(笑)。
・お約束オチ(笑)
やはりこれしかない。それだけですね。すまぬ、志狼君。
長々と時間をかけた分、それなりに満足できたかといえばそうでもなく、
まだまだ改善の余地は多く、精進あるのみと実感しました。
この経験を生かして、キャリバー執筆に全力を尽くしたいと思っています。それでは!
<メカニック設定>
名称:ノワール
武装:重波弾(グランブリット)
超重剣(グランブレード)
備考:大戦終結を目的として生み出された遺産兵器。重力を動力として生み出す超重力リアクターを搭載している。
攻撃方向にも重力が利用され、圧倒的な破壊力を誇るが、その特性上、至近距離戦闘を苦手とするという弱点を持つ。
解説:あるシステムを遂行する敵。せっかく大戦という複線があるので、使わないわけには行かないだろうと。
ヴァルトシュヴァインとの間には浅からぬ因縁があるのですが、今回はヴォルライガーがメインなので省きました。敵としてのオリジナルキャラなのになぜそうなる、と言われると、思いの他気に入ってしまったから、としか答えられません(笑)。
その内<流浪勇者ヴァルトス>とか言って物語を作ってみようか……いや、その前に勇者機兵を完成させねば(汗)。
ちなみに、人間の姿の方もシステムの一部で、処理装置の中枢を成す生体ユニットです。